内臓と毒出し
すべての内臓には、それぞれ関係のある所(部位)があると考えられています。
症状の出ているところを知れば、どの内臓の働きが悪くなっているのか?ということがある程度わかります。
★ 肝臓、胆嚢(たんのう) ➡️ 筋肉、目、生殖器
肝臓や胆嚢に溜まった毒が、筋肉に送られた場合は体の色々な所の筋肉が硬くなって、肩凝りや筋(すじ)の凝り、また、足のこむら返りなどの症状が起きやすくなります。
近視、白内障など、目に出るの色々な症状も、肝臓の毒が関係しています。
婦人科系の病気ももとは、肝臓からのものです。
★ 心臓、小腸 ➡️ 血管、舌
心臓は、身体中の血管に関わっており、溜まった毒を方々の血管に移すことで、働きに影響が出ないようにしています。
舌に表れる様々な病気も心臓の毒によるものです。
舌がもつれたり、しびれるという症状は、脳梗塞などの前兆とも言われていますが、脳だけでなく、血管全体に毒があるということかもしれないですね。
また、心臓と小腸の両方が悪いときは、リウマチになりやすいと言われています。
★ 肺、大腸 ➡️ 皮膚、鼻
肺と大腸は、ともに排泄の働きをする器官です。従って、毒で充分な働きが出来ない時は、皮膚や鼻から毒を出そうとするため、鼻水や皮膚炎、咳などの症状が出ます。
★ 胃、脾臓(ひぞう) ➡️ 口、歯茎、肉、関節
口の周りの吹き出物や口内炎、歯茎の腫れや出血、体の弛み、ひざやひじ、肩、あごなどの関節の症状などは、食べ過ぎや甘い物の摂り過ぎなどで胃などに溜まった毒が原因です。
★ 腎臓、膀胱(ぼうこう) ➡️ 耳、骨(歯も含む)、髪
耳鳴り、めまい、中耳炎、難聴など耳の病気は、腎臓と関係しています。
これは、意外ですね。
また、腎臓は、カルシウムの調整をしていますので、腎臓が悪い時は、カルシウムの多い食べ物を摂っても骨や歯を丈夫にすることは難しい場合もあります。
腎臓の毒出しの時に、髪の毛が傷むことはよくあります。
★ どんな症状の時でも、ある程度、毒が出ていってしまえば症状は、軽くなり、消えていきますので、心配しないで「頭寒足熱」を充分に行ってください。
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