症状(毒出し)6つの意味


色々な症状が出ている時は、心配や不安が大きいと思います。

しかし、、体にとって症状(毒出し)は、必要があって出ていることでもあります。

症状の意味を理解して、毒出しを乗り越える力にしていただければ…と思います。


★ 警告

生活が間違っている

症状は、これまで生活をしてきた中で出てきたことですから、生活の中に原因があります。

飲み過ぎ、食べ過ぎをしていないか?

食品添加物の多く入ったもの(インスタント食品、レトルト食品など)や甘いもの、動物性の食品(肉類、魚、乳製品)、果物などを多く摂ってはいないか? など、振り返ってみるといいです。

また、自分本位(自己中心)の生き方はしていないか?

つまり、自分中心の考えや思いで生きていると、周りの人との衝突で溜まるストレスと自分の思いで溜まるストレスは、とても膨大なものになります。気持ちを切り換える切っ掛けにしてください。

★ 病気がある

内臓に毒が溜まっている

ストレスや食事などの間違った生活を続けている内に、少しずつ、内臓は傷つき、働きは衰えていきます。

そして、ある程度の限界を超えた時に病気の症状が出てきます。

 

病気とは、主に五臓(肝臓、心臓、胃腸、肺、腎臓)が悪くなったことをいいます。

症状が出るということは、この五臓のどれかが病気になっているということです。

★ 毒出し

病気を治すために出ている

症状は、内臓に溜まっている毒が、症状という形で出てきている状態です。

ですから、本当はとても良いことです。

症状が「毒出し」であるということの分かりやすい例としては、悪い物を食べた時に、全部吐いて出してしまうことと同じです。

すぐに出すか、ゆっくりと後で出すかだけの違いです。

このように体はいつもいろいろな形で、それぞれの内臓が充分に働けるように、内蔵に溜まっている毒(疲労物質)を症状という形で、外に出し続けています。


★ 肩代わり

毒はいろいろな形で出る

五臓のどれかに溜まっている毒がどんどん多くなって、病気が悪化していくと生命が危なくなってきます。

そうならないために、内臓の毒を別のところに移して、そこから毒を出そうとします。

これが、「肩代わり」です。

鼻血や膝や腰、肩などの痛みや、湿疹、耳鳴り、めまいなどさまざまな症状は、すべて五臓からの毒が出ているのです。

 

薬などで症状を止めた場合、毒は元の内臓に戻っていってしまいます。

★ 鍛錬

毒を出すためには努力

自分が毒を溜めて病気を作ったのですから、病気を治すにはこの毒が出てしまうまで耐えなくてはいけません。

それには、とても強い精神力が必要です。

とても難しいことですが、今は自分を鍛えるときだと思って、じっくり腰を据えて取り組んでください。

 

何度も色々な毒出しを経験していくと、気持ちも強くなってきますし、これとともに病気も治ってきます。心と体は一体ですから…。

★ 保護作用

悪化させないため

症状を出すことによって、内蔵を保護して、休ませているということです。

例えば、口内炎や歯肉炎で食べにくい。

また、アゴの関節が痛くて、口が開かなくて食べにくい。

これらは、食べ過ぎで消化器が悪いから、食べさせないようにしているということです。

膝とか股関節など、足が悪い場合も同様です。