半身浴・足湯


 一般に症状が出ている時は入浴を止めた方が良いといわれていますが、正しい入浴法である半身浴をすれば、症状が軽くなるほどの効果があります。足湯についても同様です。

 

♥ 長く入浴するには  

お風呂の蓋を利用して本を読んだり、子どもは浴槽の中に立たせて、いろいろ遊ばせたりして工夫してください。

 

♥ 入浴時の毒出し 

お風呂に入って、1時間前後くらいで、いろいろな症状が出てくることがあります。

例えば、体がだるくなったり、気分が悪くなったり、めまいや動悸などがしたり…。

これらはすべて、毒出しですからあまり心配は要りませんが、無理に続けるのは良くありません。

この時に、右手首を冷やすのも良いです。

これは実際に経験した人でないとわかりませんが、ある程度毒が出てしまうと、2~3時間で体はずいぶん楽になってきます。

汗は毒出しですが、お湯を熱くして、無理に汗を出す必要はありません。


♥ 具体的な足湯の方法

★ 体がお湯につかる面積は半身浴より少ないですが、「頭寒足熱」という点では、ほぼ同様の効果があります。  

 

・バケツにお湯を入れて、足を温めます。

・お湯が冷めてきたら、ポットのお湯を注いで再び、温めていきます。

・お湯が冷めないように、大きなビニール袋などで、全体をすっぽりと包むのも良いです。

 

★ 最近は、電気でお湯を温め、保温できる「足湯器」も販売されており、比較的手軽にできますので、活用するのも良いと思います。