季節と病気 消化器(土用・どよう)
🌼 季節の変わり目(土用 ※下記参照)は、すべて消化器の毒出しの時期に当たります。
他の臓器の毒出しが一年に一回なのに比べて、消化器が4回もあるのは、いかに日頃から食べ過ぎの害が多いかがわかります。
※ 土用は、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間をいい、消化器の季節とされています。
🍀 季節の終わる頃になると、決まって風邪を引いたり、発熱、下痢、嘔吐、胃の痛み、食欲不振、倦怠感などの症状があらわれる人がいますが、すべて消化器の毒出しです。
つまり、これまで働き続けた消化器が次の季節に備えてこれまで溜まった疲労などの毒素を外に出しているのです。
また、この時期に、消化器はなんともなくて、腎臓、心臓に症状が出てくることがあります。
それは、前回も書きましたが、消化器の毒素が腎臓、心臓に送られていって、症状が出ているのです。
心臓は、心臓そのものに症状が現われるのとは別に、高血圧や脳溢血、脳血栓などといった血管系統の方に症状が出ることがあります。
季節の変わる頃に、これらの病気で倒れる人が多いのも原因は食べすぎなのです。
また、肩や腕(左側が多い)の痛み、しびれなどを訴える人もいますが、同様に消化器と心臓の毒素がここに送られて起きているのです。
腎臓は、腎臓そのものだけでなく、関わりの深い部位に毒素が送られていって症状が出ることもあります。
例えば、耳の病気(中耳炎、難聴)がこれにあたります。
また、腎臓は血液を管理していることから、よく鼻血という形で外に出すこともあります。
また、この時期になるといつも気持ちが沈みがちになり、すぐれないという人がいます。
心と体は繋がっていますので、消化器が悪いと心の状態は不安定になり、くよくよしがちになるのです。
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