★ 服装について

一年を通して、頭寒足熱になるような服装をします。


いつも衣服は「頭寒足熱」になるように着てください。

 

特に、足もとは季節が移り変わっても、靴下をたくさんはいて過ごすという点で、一年中変わることはありません。

 

例えば、春の訪れとともに、気候がよくなったから靴下の枚数を減らしてもいいのでは…?といった質問をよく受けます。

ここで大事なことは、体の上半身と下半身の体温の違いです。

実際に外気温が上がれば、体も寒い頃よりは温かくなりますが、だからといって、体の上と下の温度差はなくなってはいないのです。

春になったからと言って、足もとは上半身とくらべてこれまでと同じように冷えた状態のままです。

つまり、この微妙な体温の違いこそ、体全体の血液の流れを乱し、いつ病気になってもおかしくないほど、内臓の働きを低下させているのです。


具体的には「頭寒足熱」になるような服装をすることです。

足もとのことはすでに書きましたが、上半身

は、それぞれの季節の服装にした時でも、できるだけ薄着にすることを目標にしてください。そして、足もとが暑苦しい時は、上半身が着すぎで暑くなっていると思いますので、上着を脱ぐなどしてください。